鉄血人文主義!: 岡本恵徳『現代文学にみる沖縄の自画像』でコメントのやりとりをしているうちに気になって調べたこと。関心のある人は既に知っていることだろうし、興味がない人が読んでもたいした情報はありません。
2003年5月の那覇旅行のとき、パレットくもじにある書店に出かけた。そこは沖縄で出版されている本が充実しているという話を聞いており、また私の記憶が正しければそのむかし在住していた頃にときどき出かけた大きな本屋(当時は独立した店舗をだった気がする)のはずだった。
ところがそこにあったのはリブロで最近変わったということだった。その時は深く考えずにいたのだが、今回改めて検索してみると沖縄文化の現実(大げさ?)が浮かび上がってきた。元々あった書店は文教図書といって書籍販売の県内最大手だった。沖縄タイムス 社説 2001.8.3によれば
文教図書は、県内の戦後教育、とりわけ復興期の教育と関係が深い。中高年者は、教科書は同社を経て学校に届けられたことを、まず思い出すのではないだろうか。
同社は、戦後間もない一九五〇年に県内の教職員やPTAなど教育関係者が株主となって設立したのである。
ということだった。ところが、2001年に那覇地裁に民事再生の手続きを申し立てる事態となり、2003年に至ってパレットくもじ内の店舗と営業権をリウボウに譲渡し、リウボウがリブロに運営を委託することになったという。
ちなみに私が探していた本はリブロにはなく(文教図書時代にはあったらしい)、国際通りの本屋を探し回ってやっと見付けることができた。しかし、後日、銀座のわしたショップに行ったら売っていた。わしたには何度も行っていたのにそれまで気付かなかった。
参考
沖縄タイムス 社説 2001.8.3 文教図書 ぜひ立ち上がってほしい
琉球新報ニュース 文教図書がリウボウに営業譲渡(2003年4月1日付け)
写真はパレット久茂地前にあった街路樹
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